ミドリムシ(ユーグレナ)の魅力
5億年以上前に誕生した人類の大先輩
ミドリムシは5億年以上前に原始の地球で誕生した生き物です。
発見したのは、オランダのアントニ・ファン・レーウェンフック氏。1660年代のことです。ミドリムシ(学名:ユーグレナ)はラテン語で美しい(eu)眼(glena)という意味を持っています。
その後、1950年代にアメリカのメルヴィン・カルヴィン氏らは、ミドリムシ等を用いた光合成の研究を行い、光合成による炭素固定反応であるカルビン・ベンソン回路を解明。この功績によって1961年にノーベル化学賞を受賞しています。
1970年代に入ると、ミドリムシはアメリカ航空宇宙局(NASA)にて宇宙開発の視点でも注目されました。
宇宙での挙動を見る際の代表的な生物の1つとして選ばれたのが始まりですが、加えてミドリムシが太陽光と二酸化炭素で育つことができること、そして乗務員の呼吸によって出た二酸化炭素がミドリムシの成長を促し、結果として酸素が得られるという二重のメリットがあることも注目されました。
また、1990年代では、ミドリムシを使った医療、医療品の開発、二酸化炭素固定などについて研究が行われていました。
そして2005年に、当社とパートナシップを結ぶ 株式会社ユーグレナが世界初となるミドリムシの食品としての屋外大量培養に成功しています。
ミドリムシに含まれる豊富な栄養素
「石垣産ユーグレナ」
世界で最初にミドリムシの屋外大量培養が行われたのは豊かな太陽、ミネラル豊富な水、澄んだ空気が沖縄県石垣島。
石垣島は1年の平均気温が23度以上で晴れの日も多く、太陽をいっぱい浴びることができます。 さらに島のほぼ中央に位置する於茂登岳からは非常に水質が良い地下水が得ることができ、安心・安全なミドリムシの成長には最適な環境です。
ユーグレナ社はここに生産拠点を設け、豊かな自然環境の中で育ったミドリムシを「石垣産ユーグレナ」と名づけ、様々な商品を、みなさまのもとにお届けしています。